先月発足して以降、中国との協調路線を取っている台湾の国民党政権は、外交政策でも、今後、外交関係のある国を増やそうとして中国と争うことはしないという方針を示し、中国側にもこうした外交の世界での休戦に応じるよう呼びかけました。
台湾は、南太平洋や中米・カリブ海などの小国をめぐって巨額の経済援助をてこに、外交関係のある国の数を中国と競い合う激しい外交戦を続けてきました。しかし、中国との協調路線を取る国民党が8年ぶりに政権に復帰し、中台関係は改善に向かっています。こうしたなか、台湾の外相にあたる欧鴻錬外交部長は、記者会見で「外交関係のある国を増やすことを優先するのではなく、すでにある外交関係を強化することにすべての資源を使う」と述べ、中国との不必要な外交戦はやめる考えを示しました。そのうえで欧外交部長は「これは一方のみでできることではない」と述べ、中国側にもこうした外交の世界での休戦に応じるよう呼びかけました。また、国連への加盟の申請は今後も続けるとはしながらも、中国が独立を目指す動きだとして激しく反発してきた「台湾」の名前では申請はしない方針も明らかにしました。台湾の国際社会における地位をめぐっては、先週、北京で行われた国民党と中国共産党のトップ会談で、胡錦涛総書記が「対話の中で解決策を探る」と述べており、今後の中国側の出方が注目されます。
台湾は、南太平洋や中米・カリブ海などの小国をめぐって巨額の経済援助をてこに、外交関係のある国の数を中国と競い合う激しい外交戦を続けてきました。しかし、中国との協調路線を取る国民党が8年ぶりに政権に復帰し、中台関係は改善に向かっています。こうしたなか、台湾の外相にあたる欧鴻錬外交部長は、記者会見で「外交関係のある国を増やすことを優先するのではなく、すでにある外交関係を強化することにすべての資源を使う」と述べ、中国との不必要な外交戦はやめる考えを示しました。そのうえで欧外交部長は「これは一方のみでできることではない」と述べ、中国側にもこうした外交の世界での休戦に応じるよう呼びかけました。また、国連への加盟の申請は今後も続けるとはしながらも、中国が独立を目指す動きだとして激しく反発してきた「台湾」の名前では申請はしない方針も明らかにしました。台湾の国際社会における地位をめぐっては、先週、北京で行われた国民党と中国共産党のトップ会談で、胡錦涛総書記が「対話の中で解決策を探る」と述べており、今後の中国側の出方が注目されます。
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