5日動き始めた日本初の有人宇宙施設「きぼう」の船内実験室では、すべての機能を稼働させるため、必要な装置を運び込むなどの引っ越し作業が宇宙飛行士総出で行われました。
国際宇宙ステーションに取り付けられた「きぼう」の船内実験室は、5日、宇宙飛行士の星出彰彦さんらが空調システムを起動する作業などを行い、初期の運用を開始しました。船内実験室は「きぼう」の中心となる施設ですが、まだ、ほぼ空っぽの状態で、必要な装置はことし3月に土井隆雄さんが船内保管室で運んでいます。これらの装置を実験室に運び入れ据え付ける、引っ越し作業が6日から本格的に始まり、星出さんはじめディスカバリーの乗組員らが船内保管室と実験室の間の10メートルほどの距離を何度も往復しながら行いました。実験装置を運び込む作業は順調に進んだということで、7日以降、配線などを行い、据え付けた実験装置などが正常に作動するかどうか日本の地上管制官の指示を受けながら確認することにしています。また、7日に予定されている、仮置きしている船内保管室を実験室に移すための準備作業も行われ、宇宙飛行士総出で「きぼう」の建設作業にあたり、本格運用の開始がまた一歩近づきました。
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